



第二次世界大戦終結記念式典
2025年9月2日、第二次世界大戦終結80周年を記念し、恒久的な平和の夜明けを告げた歴史的な日を讃える厳粛な式典を開催します。この式典では、第二次世界大戦の退役軍人たちの勇気と犠牲、そして勝利を称えるとともに、「義務」「名誉」「強さ」「決意」「犠牲」「平和」といった普遍的な価値を祝います。希望と不屈の象徴である戦艦ミズーリは、戦争の悲惨な代償とより良い世界への希望をもたらした不屈の精神を思い起こさせます。偉大なる世代とその遺産を讃え、戦争と平和の教訓に思いを馳せるひとときをご一緒に。
イベント詳細
- 日時:2025年9月2日(火)
- 時間:午前9時02分~午前10時30分(ハワイ標準時)
- 会場:戦艦ミズーリ記念館 埠頭
- 服装:サマー・ホワイト、または制服に準ずる服装、フォーマルアロハ
このイベントは無料で一般公開されており、80年前に戦艦ミズーリ上で行われた歴史的な瞬間を記念する式典に、どなたでもご参加いただけます。
登録締切:2025年8月22日
当日ご来場いただけない方は、戦艦ミズーリ記念館のYouTubeチャンネルにてライブ配信をご覧いただけます。
戦艦ミズーリ記念館では、体験型の新展示『平和への道:第二次世界大戦における戦艦ミズーリの記憶』を公開いたします。
戦艦ミズーリ記念館では、毎日ガイドツアーを行っていますが、ご自身で自由に探索できる見どころも数多くあります。特別な「キャプテンツアー」や「チーフエンジニアツアー」もご用意しています。さらに、「パールハーバー・パスポート」を活用することで、歴史をたどる充実した旅をお楽しみいただけます。
式典 講演者
マイケル・カー
司会進行

戦艦ミズーリ保存協会 会長兼最高経営責任者
2008年以来、戦艦ミズーリ保存協会の会長兼最高経営責任者として、「戦艦ミズーリ記念館」の成長と成功を牽引してきました。元アメリカ陸軍将校であり、長年ハワイのビジネス界で活躍し、1999年の開館以来1,000万人以上の来館者を迎えてきた「ミズーリ号」の歴史的遺産の保存において重要な役割を果たしてきました。ポリネシアン・アドベンチャー・ツアーズの元社長であり、ハワイ・コンベンション・パーク協議会の元会長、またヒストリック・ネイバル・シップ協会の元会長でもあります。2022年には、過去の日米の友好親善の実績により、日本の名誉ある「旭日中綬章」を受章しました。
サミュエル・パパロ海軍大将
基調講演者

米インド太平洋軍司令官
サム・パパロ海軍大将は、米国で最も歴史が古く、最大規模を誇る統合軍である米インド太平洋軍の第27代司令官を務めています。海軍航空士官としての経歴を持ち、TOPGUNを修了したパパロ大将は、F-14、F-15、F/A-18で6,000時間以上の飛行と1,100回以上の空母着艦を経験しています。これまでに米太平洋艦隊や米海軍中央軍の司令官を歴任しました。パパロ大将は元海兵隊下士官の父と、第二次世界大戦に従軍した元海軍下士官の祖父を持ち、この記念式典で基調講演を務めることは特別な意義を持ちます。数十年にわたる奉仕は、平和の維持、遺産の継承、そしてインド太平洋における自由の確保への生涯にわたる献身を体現しています。
エドガー(エド)・バフマン
特別来賓講演者

第二次世界大戦退役軍人、戦艦ミズーリ乗組員
エド・バフマン氏は、1944年から1946年まで戦艦ミズーリにて二等砲手として従事しました。1945年9月2日、東京湾で行われた降伏文書調印式にも同艦上で立ち会い、第二次世界大戦の正式な終結を目撃しました。退役後は、仲間の退役軍人や地域の指導者とともに、ペンシルベニア州メディア市にペンシルベニア退役軍人博物館を共同設立しました。
エマ・バクシック
学生代表講演者

スピーチコンテスト優勝者、ハワイ・テクノロジー・アカデミー
エマ・バクシックさんは、ハワイ・テクノロジー・アカデミーの最終学年に在籍し、今年度の「私が平和のためにできること」スピーチコンテストで優勝しました。学校では国際問題クラブ(PAAC)の共同会長、全米優等生協会支部の副会長を務めています。学外では、ホスピスでのボランティア活動や奉仕活動、学校でのリーダーシップを通じて地域社会に貢献しています。将来は医学の道に進み、人々の生活に意義ある影響を与え続けたいと考えています。
ご来館案内
ご来館のご案内:ツアー & 新展示
第二次世界大戦終結記念式典にご参加の皆さまへ、ぜひ戦艦ミズーリ記念館の見学や、新たな体験型展示「平和への道:第二次世界大戦における戦艦ミズーリの記憶」をご覧いただき、より一層充実した時間をお過ごしください。本展示は2025年9月2日に公開され、戦争終結80周年を記念して、戦艦と乗組員の歴史や物語を、より身近に感じられる体験展示としてお届けします。
一般入館料には、戦艦の主要な見どころを巡る約35分間のガイドツアーが含まれています。ツアー終了後は、パールハーバーを一望できる艦橋や、乗組員が食事や睡眠、そして航海中の多くの時間を過ごした居住区を備えた下層デッキの見学もお楽しみいただけます。
まだ「マイティ・モー」をご覧いただいたことのない方は、この特別な機会をぜひお見逃しなく。チケットは桟橋のチケット窓口、またはオンラインで便利にお求めいただけます。